Gap Band / Baby Baba Boogie - Discoの煌めきと骨太Funkが交差するGap Band流Boogieの傑作

Gap Band / Baby Baba Boogie

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Discoの煌めきと骨太Funkが交差するGap Band流Boogieの傑作


Disco黄金期に誕生したGap Band流Boogieサウンド

1979年、Discoの熱狂がピークへと向かっていた時代に、USのFunkバンド Gap Bandが放った洗練のダンス・チューンがこのBaby Baba Boogieです。US盤オリジナルPromo12インチに収録されたDisco Mixは、アルバム・ヴァージョンよりもさらにグルーヴを拡張した7分32秒というロング・フォーマットで、当時のフロアを意識したダンサブルな仕上がりとなっています。Gap Bandといえば、後年のメロウ・クラシック Yearning For Your Love や、Electro Funkの名曲 Outstanding、さらにはFunkの爆発力を感じさせる Burn Rubber (Why You Wanna Hurt Me) など、幅広いスタイルを持つバンドとして知られていますね。しかしこの Baby Baba Boogie は、その多彩な魅力の中でも「DiscoとFunkの絶妙な融合」を体現した1曲と言えるでしょうね。


華やかなDiscoサウンドの奥に潜む骨太Funk

レコード盤に針を落とすとまず耳を捉えるのは、キレのあるビートの上に広がる華やかなストリングスとホーンセクション…そこへフィメール・コーラスが軽やかに絡み、まるで都会の夜景が広がるかのようなエレガントな空気を演出するサウンド。いわゆるオシャレ系Disco Funkの典型とも言える導入だが、ココで終わらないのがGap Bandの真骨頂です。曲が進むにつれて、Charlie Wilsonのソウルフルなヴォーカルとともに、驚くほど骨太なベースラインがグルーヴの核として浮かび上がってくる。この低音のウネりが、表面的にはスムースなDiscoサウンドでありながら、内側には強烈なFunkのエネルギーが渦巻いているコトを証明しています。


Discoブームに流されなかったGap Bandの美学

多くのFunkバンドがDiscoの流行に接近する過程で、どうしてもFunk特有の荒々しいグルーヴを失ってしまうケースが少なくありませんでした。しかしGap Bandは違うっ!彼らはDiscoというフォーマットを利用しながら、そのキャンバスの上により洗練され、より強靭なFunkグルーヴを描き出してみせたのでした。リリックの内容は、タイトルの通り「Boogie」というワードが象徴するように、踊ることの楽しさや高揚感をストレートに表現した内容です。恋人と夜のダンスフロアで心を通わせるような、ポジティブで開放的なムードが全編を包み込んでいますね。


12インチだから味わえるロング・グルーヴの魅力

リリース当時、DiscoシーンではDJ達が長尺ミックスを好んでプレイしていた時代であり、この12インチの拡張されたDisco Mixはまさにクラブ向け仕様となっています。ブレイクやグルーヴの展開が絶妙で、フロアの熱気を維持したまま曲を引っ張っていく構成は、DJの視点から見ても実に使い勝手が良いアレンジに仕上がっています。華やかなDiscoの装いと、腰を直撃するファンクの重厚なベースライン…この「メロウとタフの交差点」とも言えるサウンドこそが、Baby Baba Boogie の最大の魅力です。Discoの黄金期を体現しながら、同時にGap Bandらしい骨太のFunk精神を失わない――そんなバンドの美学が凝縮された1曲で、聴けば1979年のダンスフロアの空気が一瞬で蘇るハズです。

 

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